映画ぐらいはOK!映画しかはNG!!GWの正しい過ごし方

9a452b59c77586cec6db8258b0dc5b82_s

いよいよゴールデンウィーク最終日! とうとう、海にも、山にも、川にも、遊園地にも、動物園にも行かなかった~!!っというご家庭では、
“映画くらい見に連れてってよねぇ!(`ヘ´) プンプン。”
という家族の声が聞こえて来そうです。
日頃の疲れを取りたいお父さんにとっては、いささか辛いですね。でも、それは妻や子供たちにしてみれば、もっともな主張なのです。
ただし、
“映画しか連れてってもらえなかったぁ(;O;)”
と文句を言われているとすれば、そこははっきり、
“これでいいのだ☆α==(・・#)パーンチ”
と親父の威厳を叩き付けましょう。

昔のゴールデンウィークって!?

今ではすっかり大型連休となり、遠出するのが当たり前のようになっているゴールデンウィークですが、実は、元々は映画業界が編み出したものです。
休みがたっぷりあるからキラキラの金色ウィークではなく、彼らがザクザク儲かるゴールドラッシュだからこう呼ばれるようになったという事をご存じでしょうか?

思い出してみて下さい!

中高年の方々は思い出してみて下さい。若かりし日や子供の頃に、「ゴールデンウィーク」なんて言葉、一般家庭に浸透していたでしょうか?
恐らく、そう言えば馴染みがなかったような気がする!!っとおっしゃる方が圧倒的多数でしょう。
何しろ、いまのような5連休だの、7連休だのというのがなかったのですから、ゴールデンウィークが騒ぎ立てられる事なんてなくて当たり前でした。

週休2日がなかったから、4連休もなかった!

そもそも昔は週休2日など夢また夢で、働き蜂の巣箱のような日本においては、4週6休制ですら殆ど存在しませんでした。
少なくとも、土曜日の午前中は、子供たちは学校へ行き、銀行も、郵便局も、病院も、ついでに役所も営業中!パパにおいては、普通に一日中仕事をされていたという方が大半だったものと思われます。
そうなるとですねぇ、確かに祝日の多いこの時期ではありましたが、それでも確実に休日となるのは、4月29日の「天皇誕生日」と、5月3日の「憲法記念日」、それに、5月5日の「子供の日」だけで、5月4日は思い切り平日でした。
挙げ句の果てに、今のように、何がなんでも祝日は無駄にしないというような徹底的な振替休日制度もありませんでしたからね、4連休なんていうのは、暦状は有り得なかったのです。
たまたま5月4日が日曜日になれば、偶然にも3連休が出来、超ラッキー!の世界。
他に、5月3日が日曜日なら、翌日が振り替え休日という事で3連休になりますが、それでも、土曜日が一般的に休みではなかった当時は、それが限度で、これでは、とてもじゃありませんが、大型連休とは言えないでしょう。

ゴールデンウィークはこうして生まれた!

という事で、むしろ、飛び石連休が主流だった昔の日本のゴールデンウィークは、街へ繰り出し、買い物や食事を楽しむのが最もオーソドックスな過ごし方でした。
それでも、今のように、郊外の至るところに大型のショッピングモールやアウトレットがあって、週末は家族でショッピングというのが当たり前ではなかった時代ですから、それなりに価値ある過ごし方だったのです。
そこで、そんな一家総出で繁華街をそぞろ歩きする人たちに目を付けたのが映画業界だったという訳です。

映画館はドル箱

時はまだ戦後の混乱期だった1951年、前年の春から冬に掛けて朝日新聞で連載されていた当時売れっ子作家だった獅子文六(ししぶんろく)が、戦後に自由化された家庭や学校の様子を面白おかしく描いた小説「自由学校」を、大映と松竹という当時の日本シネマ界を背負って立っていた二大映画会社が競作しました。そして、祝日の並ぶ5月の上旬に同時ロードショーしたのです。
すると、それが爆発的ヒット作となり、たちまち嘗てない興行収入を獲得したではありませんか!!正しくゴールデンウィーク!
そこで、味を占めた映画業界では、以後、自信作となる邦画や話題作となる洋画を挙ってこの時期に公開し、どこの映画館もドル箱と呼ばれるような状態に持ち込んだのであります。

映画ぐらいはOK!映画しかはNG!!

という事で、誕生から半世紀以上たつ「ゴールデンウィーク」という言葉自体は、意外にも古いものの、業界用語であったところから、一般社会にはあまり馴染みがなかったものと思われます。
しかし、このような経緯がある以上、GWに映画を見に行くのは、実に正当なる過ごし方であると言えるでしょう。つまり、映画くらいはという主張OKで、映画しかという苦情はNGなのです。

ゴールデンウィークとは?

事実、今では暦に組み込まれてしまったかのように普及し、定着しているこの「ゴールデンウィーク」という呼称ですが、元は、当時の大映の取締役だった松山英夫氏が生み出した宣伝文句で、毎年堂々と掲げられていました。そのため、今でもNHKでは、絶対に遣いません。謂わば禁句で、彼らはあえて、“春の大型連休”という言い方をしているのです。

という事で、特に今年のように、3連休ごとに区切られているようなゴールデンウィークは、映画業界にとっては、ゴールドラッシュを狙うには打って付けです。面白そうな作品がひしめき合っています。
確かに近頃は、レンタルやダウンロードで、自宅に居ながらにして映画が見られる状態にはありますが、やはり映画館の大型スクリーンで味わう映像と音響は迫力が違うでしょう。それもまた、子供たちにとっては貴重な体験です。
“映画くらい見に連れてってよね”と言われても言われなくても、最終日の今日、そして今週末辺りは、一家で劇場へ出かけられてみてはいかがでしょうか?
<参考>→ゴールデンウィーク – Wikipedia自由学校 – Wikipedia

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

pixta_17994319_M

2016.1.5

2016年申年の日本の冬を楽しむ日本猿たち

今年、平成28年の干支(えと)はサル! という事で、当然ですが、申年生まれの人が年男・年女という事になります。因みに、流石に10回目の年男・…

8adfdaab370b5d581245e83492f4ee53_s

2016.4.15

3連休or7連休or10連休? 2016年GWの取り方と過ごし方!

4月も半ばに入り、そろそろ新しい仕事や学校にも慣れて来たところで、次に気になるのがゴールデンウィークでしょう。 ところが、今年は暦通りに従…

おすすめ記事

カテゴリー

  • カテゴリーなし
ページ上部へ戻る